中古10Gbpsルータに心が揺れた話。結局、買わなかった理由

雑記

こんにちは!『まさやんのガジェットラボ』管理人のまさやんです。

仕事中はあまり体を動かすことないので、休日になると散歩のついでに、近場の中古ショップ(複数)へ足を運んでしまいます。散歩がメインというより、中古ショップ巡りがメインかも?(笑)

特に目的があるわけではないのですが、ジャンクPCや型落ちルータ、NASなどを眺めながら、「何か面白いものはないかな」と店内を歩く時間が結構好きだったりします。

最近、良いものがない中、今回ちょっと気になる機種を見つけました。

BUFFALOのハイエンドWi-Fiルータ「WXR-5700AX7P」です。しかも価格は税込4,980円。

10Gbps対応のハイエンド機として考えると、かなり安い部類です。正直、その場でかなり悩みました。ただ、最終的には“買わない”という結論にしました。

今回は、その理由について書いてみます。

中古ショップで見つけた10Gbps対応ルータ

今回見つけたのは、BUFFALOの「WXR-5700AX7P」。Wi-Fi 6対応のハイエンドモデルで、10Gbps対応ポートを搭載しているルータです。

発売当時はかなり高価な機種だった記憶があります。

しかも中古価格は税込4,980円。

ガジェット好きとしては、かなり心が揺れました。特に「10Gbps」という言葉にはロマンがあります。

現在使っているのはTP-LinkのArcher AX72ですが、「BUFFALOのハイエンド機って実際どうなんだろう?」という興味もあり、しばらく棚の前で悩んでいました。

Archer AX72は販売終了しているので、後継器はこちら。

現在の我が家のネットワーク環境

まず、現在の我が家の構成はこんな感じです。

項目内容
回線eo光 1Gbps
ルータTP-Link Archer AX72
NASQNAP TS-230
Hub1Gbps対応
有線LANCat5e
家族構成5人
主な用途動画視聴・ゲーム・YouTube制作・生成AI

スマホやタブレットも多く、FireTVなどで動画を見る機会もかなりあります。

子供はオンラインゲーム、私はYouTube制作や生成AI関連を触ることが多いですが、正直なところ、現在の環境に大きな不満はありません。

eo光もかなり安定しており、実測で600〜800Mbps程度は普通に出ています。タブレットでYoutubeを見ながらでもこのぐらいの数値がいつも出ます。

家族が同時に動画を見ても特に遅くなることはなく、通信が不安定になる場面もほぼありません。つまり、現時点で「困っていること」がほとんど無い状態です。

実は新築時からかなり気を使っていた

今の家は15年前に新築したのですが、その当時から宅内ネットワーク環境にはかなり気を使っていました。

仕事柄、インフラ系に関わることも多かったため、「後から困らない構成にしたい」という気持ちが強かったんですよね。

そのため、家を建てる段階で、かなり細かく設計をお願いしました。

具体的にやったこと

  • 家の中央付近にネットワーク置き場を大工に依頼(横幅50cmの木製置き場を壁上部に設置)
  • 設置場所は家の真ん中にある階段の2階側へ
  • 各部屋へ有線LAN配線
  • スター配線構成
  • ルータやNASをネットワーク置き場で集中管理
  • Wi-Fiが飛びやすい位置を意識
  • ルータを上下逆に設置

今振り返ると、この“最初の設計”がかなり効いている気がします。

高性能ルータへ次々買い替えるよりも、「どこへ置くか」「どう配線するか」の方が、実際の使い勝手にはかなり影響していると感じます。

うーん、かなりケーブル類が汚いっすね…恥ずかしいです。

Archer AX72とWXR-5700AX7Pを比較してみた

今回かなり悩んだので、現在使っているArcher AX72と比較してみました。

項目Archer AX72WXR-5700AX7P
Wi-Fi規格Wi-Fi 6Wi-Fi 6
5GHz性能高い高い
同時接続性能十分優秀やや強め
WANポート1Gbps10Gbps
LANポート1Gbps1Gbps+10Gbps
アンテナ性能良好やや強い印象
消費電力比較的低めやや高め
我が家との相性十分ややオーバースペック

比較すると、確かにWXR-5700AX7Pの方が高性能です。

ただ、現在の我が家の環境で、その性能を活かせる場面があるかと言われると、かなり微妙でした。

「10Gbps対応」と「10Gbpsを活かせる」は別

今回かなり感じたのが、「10Gbps対応」と「実際に10Gbpsを活かせる」は全く別だということです。

現在の我が家は、

  • 回線は1Gbps
  • NASは1GbE
  • Hubも1Gbps
  • 宅内LANもCat5e

という構成です。

つまり、仮に10Gbps対応ルータを導入しても、ネットワーク全体としては1Gbps環境のままです。

もちろん、

  • 10GbE対応NAS
  • 10GbEスイッチ
  • Cat6A配線

などを揃えれば話は変わってきます。

ただ、我が家のNAS用途は写真保管や重要データ保存がメインで、超高速転送を必要としているわけではありません。

つまり、10Gbps環境を作ったとしても、「劇的な体感差」が出る可能性はかなり低そうでした。

唯一気になったのは裏庭Wi-Fi

唯一少し期待していたのが、Wi-Fiの飛距離です。現在のArcher AX72でも、家の中はかなり快適です。ただ、裏庭まで行くと少し電波が弱くなります。

そのため、「BUFFALOの方がアンテナが強そうだし、少し改善するかもしれない」とも考えました。ただ、これも冷静に考えてみると、そもそも裏庭でWi-Fiを使うのは動画を聞きながら家庭菜園を楽しんでいるときぐらいです。数時間もやっているわけではないのでLTE回線でも十分です。

そのため、裏庭Wi-Fiのためだけにルータを交換するのは、少し違う気がしました。どうしてもというならWi-Fiリピーター(中継機)を買った方が確実に解決します。玄関前に設置している防犯カメラもWi-Fiが安定しないので、こちらはWi-Fiリピーターを導入して安定稼働させています。

今の環境に満足していることを再確認できた

今回、中古ショップで10Gbps対応ルータを見つけたことで、改めて自宅ネットワーク環境を見直す良い機会になりました。

ガジェット好きとしては、新しい規格や高速通信にはやはりワクワクします。

ただ、冷静に考えてみると、現在の我が家の環境はかなり完成度が高く、実利用において困っている部分がほとんどありません。家族5人で大量の端末を同時利用しても安定しており、動画視聴やゲーム、YouTube制作も快適です。15年前にしっかり考えて作った宅内環境が、今でも十分通用していることに少し嬉しくなりました。

今回は、「欲しい」と「本当に必要」をちゃんと切り分けられた気がします。たまには、“買わない満足感”というのも悪くないですね。

今回、中古の10Gbps対応ルータを見ていろいろ考えたことで、改めて感じたことがあります。

それは、「宅内10Gbps環境」だけでなく、「インターネット10Gbps回線」についても、現時点の我が家には必要ないということです。

最近は10Gbps回線もかなり普及してきましたが、インターネット10Gbps回線の必要性について、また別の記事で詳しく書いてみたいと思います。

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