こんにちは、まさやんです。
前回の「暗証番号のボタンが見えない事件」を乗り越え、ついに完全無人ホテル「楽天STAY 東京浅草」の内部へと潜入した実録レビューの後編です。
今回は、無人チェックインの全貌と、ガジェット好きの期待を見事に裏切ってくれた(?)室内の様子、そして事前のネットの酷評レビューの真相に迫ります!
明暗を分けた「事前登録」と顔認証システム
エントランスを抜けてロビーに入ると、記事で見た通り「お買いものパンダ」の大きなぬいぐるみがソファに鎮座してお出迎え。

そして、その横には複数台のチェックイン用タブレットが並んでいました。

ふと横を見ると、1組のカップルが手続き中。どうやら事前の情報登録をしていなかったようで、タブレットの画面をポチポチと必死に入力しています。長旅の後にあれをゼロからやるのは、正直かなり大変そうです…。
一方、私は事前登録済みのエリート(笑)。

タブレットの「チェックイン&本人確認」をタップし、スマホに届いたURLからQRコードを表示してかざすだけ。続いて顔認証のステップへ進みます。 「ロビーも結構暗いけど、カメラ認識できるかな?」とエンジニア的な心配をしましたが、ここはあっさりクリア。暗所での顔認証システムの精度はなかなか優秀でした。
SE的セキュリティの懸念と、物理UIのトラップ再び
顔認証が完了すると、無事にチェックイン処理完了です。画面に「部屋番号」と「部屋の暗証番号」が表示されます。

「あれ?この暗証番号、入り口の番号と同じ…?」
よく見ると、部屋別に違う番号にはなっているようですが、部屋番号を少しモディファイしただけの推測しやすい文字列。現役SEとしては「簡単に他人の部屋を開けられちゃうのでは…?」と、セキュリティ的に少し怖い仕様だと感じました。 ちなみに、この画面を閉じると番号が分からなくなって詰むので、表示された画面は必ずスマホのカメラでパシャリと撮影しておくことを強くおすすめします。
さて、私のアサインされた部屋は5F。エレベーターを降りると、ホテルというよりは「今どきのワンルームマンション」といった作りです。

自分の部屋の前に着き、いざ解錠!…と思いきや、ドアにキーパッドがありません。 「ん?」と黒いパネルをタッチすると、数字がフワッと浮かび上がる仕様でした。

かっこいい。しかし……。
「やっぱりここもバックライトが暗い!!(笑)」
チェックインが早い時間帯なら問題ありませんが、夜遅くに到着する方は数字の入力ミスにご注意を。暗証番号を入れて、無事に扉が開きました。いざ部屋へ!
ガジェット好きの期待を裏切る「超・非スマート」な室内
「楽天が運営する最新の無人ホテルだし、部屋の中もさぞかしIoT化されたスマート空間なのだろう!」 ……そんなガジェット好きとしての胸の高鳴りは、ドアを開けた瞬間に静かに消え去りました(笑)。
一歩足を踏み入れても、人感センサーでパッと電気が……点きません。壁際の物理スイッチを「カチッ」と押して点灯。うん、至って普通です。

気を取り直してテレビへ。「きっと最新のスマートTVで、ホテルのポータル画面とかが出るはず!」と期待しつつリモコンを見ると、おお、Netflixボタンがある!すかさずポチッ! ……『契約していません』。 ならばと色々なボタンを押してみるものの、映るのは見慣れた地上波のみ(涙)。お風呂にもTVなんてハイテク装備はなく、ごくごく普通のユニットバスでした。
極めつけはホテル内の案内情報。スマートTVやタブレットで確認するのかと思いきや、テーブルにポンと置かれた「QRコード」を自分のスマホで読み取るというスタイル。ある意味、スマートホテルの対極をいく超アナログな部屋でした。
でも正直なところ、出張族としては「これで十分」なんですよね。私にとってホテルで一番重要なガジェット設備は「枕元の電源コンセント」。このホテルはちゃんとベッド周りにコンセントが完備されていたので、それだけで大満足です。
Googleレビューの「酷評」は本当か?
実は予約後、Googleマップの口コミを見て少し後悔していました。「部屋が汚い」といった低評価が目立っていたからです。

おそるおそる部屋を確認してみると…… 結果:かなりキレイ!!!

部屋自体は狭いですが、出張で寝るだけなら全く問題なし。ベッドはダブルサイズ(?)くらいあり、スプリングもしっかりしていて寝心地も良好です。
事前に「部屋着がない」というレビューも見かけましたが、実際にはスリップや基本的なアメニティ、スリッパまでちゃんと完備されていました。ただし、「髭剃り」だけは無かったので、宿泊される方は持参必須です。水回りもピカピカで、清掃の不満は一切ありませんでした。
部屋の設備と、悲しきコーヒーメーカー
部屋には立派なコーヒーメーカーが設置されていてテンションが上がったのですが、探せど探せどミルクやシュガーが見当たりません。 普段からブラックコーヒーが苦手な私。せっかくなのでチャレンジしてみましたが……ごめんなさい、一口でギブアップして残してしまいました(泣)。
また、冷蔵庫は完備されていますが「かなり小さい」です。夜にビールを大量に買い込んで冷やそうと思っている方は要注意、せいぜい3本が限界です。私はお酒が飲めない人なので、炭酸ジュースを2本ほど入れて平和に過ごしました。
総評:5000円台なら大満足のコスパ!
お風呂に入ってベッドでのんびり。ホテルに泊まると、なぜか隣の部屋の騒音に悩まされる「ホテル運の悪さ」を持っている私ですが、今回は本当に静かでした。少し乾燥気味ではありましたが、騒音トラブルもなくグッスリ眠れました。
ちなみに、前編で書いた「部屋からスカイツリーが見えるかも?」という淡い期待ですが……私の部屋からは見えませんでした(笑)。こればかりは運ですね。
ホテルの周りはコンビニくらいしかないので、しっかり食事や買い物をしたい方は、少し歩いて浅草方面へ向かうのが正解です。
これで一泊5000円ちょっと。(安い日だったようで普段はもっと高いのでご注意を)

出張組としては大満足の超コストパフォーマンスでした。 ちなみにこのホテル、一部の部屋は「楽天パンダのコンセプトルーム」になっているそうです。

まぁ、50過ぎのおっさんなので、もし空いてても・・・泊まってみたかったです(笑)。
ネットの口コミには低評価も多かったので、今回私が「たまたま運良く」当たりの部屋だっただけかもしれません。宿泊を検討される方は自己判断でお願いしたいところですが、個人的には「機会があればまた泊まりたい」と思える、面白いホテル体験でした!今度はスカイツリーが見える部屋だと嬉しいなぁ~。




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