【第1回 導入編】さよならジャンクルーター!1円スマホ「arrows We2」を最強の全自動モバイルルーターに魔改造する計画

ガジェットレビュー

こんにちは!『まさやんのガジェットラボ』管理人のまさやんです。

前回の記事では、意気揚々と導入した激安ルーター「HR-01」が地下鉄の電波を全く掴めず、結局10年以上前の300円ジャンクルーター「W03」に縋り付くという、なんとも締まらない結末をご報告しました。今回はその続編にして、新たな挑戦の幕開けとなる「全自動ルーター化計画」の導入編をお届けします。

全3回(①導入編、②設定編、③検証編)に分けて、社内SEの意地とガジェット好きのロマンを詰め込んだ魔改造のプロセスを公開していきます!

1. 恐怖の「10年モノ」バッテリーと、面白みを求めた社内SE

W03は腐っても元ハイエンドルーター。地下鉄でもしっかり通信してくれます。……が、やはり「10年モノのバッテリーを毎日カバンに入れて持ち歩く」という恐怖は拭えません。発火でもしたらと思うと、精神衛生上とにかくよろしくない。早急に次の手を打つ必要がありました。発火事故のニュースに載りたくないです。

普通に考えれば、最新のモバイルルーターを買い直すのが筋でしょう。最新機種ならバッテリーの不安もなくなりますし、Type-C充電にも対応しています。

しかし、社内SEでありガジェット好きである私の心が、それにストップをかけました。 「新しいルーターを買ったところで、安全になるだけで機能的にはW03と何も変わらないじゃないか。ガジェット好きとして、そんなの全然楽しくない!」(Amazonセールでチェックしたら、ほとんど安くなってなかったし。)

ただのルーターを買うくらいなら、もっと変態的で(?)ワクワクする解決策はないものか。そう思い悩んでいた私の視界に、部屋の隅の「倉庫行きガジェット入れ」からチラリと顔を覗かせる一台のスマホが入りました。

2. 倉庫で眠っていた「1円スマホ」のポテンシャル

それは、最近「楽天リンクでの無料通話用」として楽天モバイルを契約した際に、せっかくだからと1円でゲットしたスマートフォン、「arrows We2」です。

ゲットした直後は「おっ、最近のエントリーモデルはどんなもんかな?」といじり回したのですが、やはりエントリー機。メインスマホ(Galaxy Z Flip5)と比べるとスペック不足は否めず、一通り遊んで満足した後はすぐに倉庫送りになっていました。

しかし、このarrows We2、よくよくスペックを思い返してみると……

  • 「購入時の電池もちが4年間続く。サステナブルな充電技術×大容量電池」という謳い文句(ルーターとして酷使してもバッテリーがヘタりにくい!)
  • 今時のスマホとしては比較的軽い179g(カバンに入れても苦にならない!)

「……これ、もしかしてテザリング専用のモバイルルーターとして最強なんじゃないか?」

3. スマホルーター化に立ちはだかる「テザリングの壁」

しかし、スマホを常時モバイルルーターとして使うには、大きな壁が立ちはだかります。

スマホのWi-Fiテザリングは、バッテリー保護のために「無通信状態が続くとすぐに自動でOFFになる」仕様になっています。かといって、自動OFF設定を解除して常にテザリングの電波を吹き出させ続けると、今度はバッテリーがマッハで減っていき、肝心な時に電池切れになってしまいます。

これでは、使いたい時にいちいちカバンからarrows We2を取り出して、画面のロックを解除して、テザリングをONにして……という地獄のように面倒な作業が発生します。実用性はゼロです。

4. 社内SEが定義する「最強の全自動ルーター」5つの条件

カバンに入れっぱなしで、本物のモバイルルーター以上に快適に使えるデバイスを生み出す。そのためには、以下の5つの要件をクリアする必要があります。

  • ① メインスマホからの完全遠隔操作 カバンからいちいち取り出すのは論外。使いたい時にメイン機からテザリングをON/OFFできること。
  • ② 妥協なき通信速度(Wi-Fiテザリング限定) 省電力でも速度が極端に遅い「Bluetoothテザリング」は却下。通信は必ず高速な「Wi-Fiテザリング」で行うこと。
  • ③ バッテリー消費の極小化 利用しなくなったら自動でテザリングをOFFにし、速やかにスリープへ移行して稼働時間を極限まで伸ばすこと。
  • ④ 無駄なバックグラウンド通信の徹底排除 ルーター用スマホとして、テザリング以外の余計なアプリ通信や同期処理を完全にカットすること。
  • ⑤ 帰宅時の「OFFし忘れ」防止 家に帰ったのにテザリングがONのままで、自宅Wi-Fiに繋がらずパケットを無駄に消費してしまう事故を防ぐこと。

これら5つの条件をすべて満たして初めて、arrows We2は「最強ルーター」に昇華します。

しかし、最近のAndroid(特にAndroid 14)はセキュリティがガチガチで、これらを標準機能やちょっとしたアプリだけで実現するのは不可能です。

そこで今回は、この難題の「やり方」を導き出すべく、「生成AI」に相談しながら二人三脚でチャレンジすることにしました!

果たして、最新Androidの壁を突破し、1円スマホを理想のルーターへと生まれ変わらせることはできるのか!?

次回、【第2回 設定編】では、この5つの条件をクリアするための具体的な手法と、ゴリゴリのシステム構築の全貌をお届けします。お楽しみに!

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