こんにちは!『まさやんのガジェットラボ』管理人のまさやんです。 前回の「300円の伏兵」W03による爆速検証で、期待値が最高潮に達した状態からお送りします。いよいよ本命、1,999円の新品ルーター「Speedway HR-01」の登場です!
モバイルルーターを探している人、「安いし買ってみようか?」と思った方、ちょっと待って!まずは下記の内容を読んでからにしてください。
1. 月曜日のリベンジ。仕事終わりの深夜検証
本当は日曜日の午前中からイジり倒す予定だったのですが、良かれと思って「時間指定」をしたせいで、到着が月曜日にズレ込んでしまいました。休日に新しいガジェットに触れないのは本当に寂しい……。
しかし、月曜日だろうが関係ありません。仕事をさっさと(かつマッハで)終わらせて帰宅。平日でも当然ルーター検証はやりますよ!新しいオモチャが目の前にあるのに我慢できるわけがありません。
2. 物理的な大苦戦!「標準SIMスロット」という令和の罠
箱を開けてまず絶句。充電ケーブルがまさかの「Micro USB」です。 安くても一応新品なのに、10年前のW03と同じ規格って……。

そして最大の難関が*標準SIMサイズのスロット」でした。 今どきのスマホはすべて極小のNano SIMなので、当然変換アダプタを使います。W03のように「まっすぐ差し込むタイプ」ならアダプタに乗せるだけで簡単なのですが、HR-01は「金属端子を下向きにして、スロットへスライドさせて差し込む」という極悪仕様。
アダプタの穴にNano SIMをはめて裏返し、スライドさせようとすると……重力でNano SIMがポロッとアダプタから浮いてしまい、また下図の青い基盤が少し段差になっており引っかかって全く入りません。 「これ、もう接着剤でくっつけちゃおうか……」と何度も心が折れかけましたが、後でスマホにSIMを戻す可能性を考えるとそれはできません。

格闘すること30分、ようやくコツを掴みました。 「ズレてもいいから、まずは変換アダプタだけを少しスロットに差し込み、隙間からピンセットでNano SIMを押し込み、後で位置を微調整する」。 自作歴30年の社内SEが持つ指先の精密作業能力をフル活用し、なんとか装着に成功。これ、二度と抜き差ししたくないレベルの難易度です(笑)。(結局この後、数度実施しましたが)
3. スピードテストの衝撃。速度が出ない!?
SIMさえ入ればこっちのもの。APN設定自体は先日W03で経験済みなので、マニュアルを見ながらあっさり完了しました。 準備万端、いざスピードテストを実施!昨日の300円ルーター(W03)は90Mbps出ましたからね、新品の君なら……
……あれ? 速度が出ない。

何度計測しても、下りが18〜20Mbpsあたりでピタリと止まります。 「設定が悪いのか?」と色々変更しても変化なし。ならばと、もう一枚持っている「日本通信」のSIMに差し替え(またあの地獄のピンセット作業をやり直して)、再度APNを設定して計測しましたが……結果は全く同じ。なぜだ!?
4. 判明した正体と、一般ユーザーへの結論
疑心暗鬼になりながら管理画面のステータス情報を見ると、そこには「SINR 21dB」という数値が。 これは電波のノイズが極めて少なく、受信状態としては最高レベルであることを示しています。つまり、速度が遅いのは「電波が悪いから」ではなく、「この機種のハードウェア仕様(LTE Cat.4)とWi-Fiの処理限界」による、物理的な天井(仕様)だったのです。

【結論:一般の方には絶対におすすめしません!】
ハッキリ言います。「スマホのギガを節約したい」「動画をサクサク見たい」という一般の読者さんは、このHR-01は絶対に買ってはいけません。
- 令和の時代に「Micro USB」というケーブルの呪縛
- ピン折れリスク大の「標準SIMスロット」仕様
- 最大20Mbpsという速度の限界 これらのクセが強すぎます。
しかし……社内SEとしての検証はここでは終わりません。私のような「特殊な用途」においては、この数字の裏に隠された“別の顔”があったのです。
(【最終部】数字が全てじゃない!社内SEが導き出した「HR-01」運用という最適解 へ続く…)




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